会長挨拶

Rotary Internation 2022-2023

明るく豊かな未来を想像して

宿毛ロータリークラブ会長
有田 裕彦

会長写真

 8年前に声をかけていただきロータリークラブに入会しました。ロータリアンとなり、クラブの例会、地区大会等参加することになり素晴らしい仲間に出会えたことに感謝いたします。
23歳の時東京の会社を辞め稼業を継ぐために人口8000人の(当時)町へ帰ってきました。地元のボランティアグループに入り活動を始めたとき、自分の居場所というものがわかり将来というものが少しずつ見えてきた気がしました。
その時まだ若かった私は「皆がひとつずつ奉仕活動を行えばこの8000人の町はずっと良くなる」と思いました。
 40年経った今でもこの考えは変わっていません。今、世界では新しいウイルスとの戦い、また国と国との戦い等様々な悲しいことが起こっています。しかし後ろばかり見ていてもどうにもなりません。明るく 豊かな未来を想像して真実かどうか、皆に公平か、愛と友情を深めるか、皆のためになるかどうか、常に心に問いかけて行動していきたいと思います。
 例会に参加して沢山の素晴らしいお話をいただけることがあります。その中でも「日本一の企業でなくても日本一のおもてなしは出来る」、「他人と比べることをやめて心が楽になり気持ちに余裕が出来るようになった」等まだまだ沢山あります。
 私はケーキ屋を営んでおります。毎日計量から始まり、撹拌、焼き上げ、成型と長い時間をかけてケーキを仕込んでいます。そして最後にお客様の喜ぶ姿を想像して仕上げをします。ここで手を抜けば今までの苦労は水の泡です。
自分というケーキもそろそろ仕上げの段階に来ています。繰り返しになりますが、明るい豊かな未来を想像して奉仕の心で頑張っていきます。
この1年と言わずいつまでも皆さんのご指導ご鞭撻をお願いいたします。